こんにちは!
銅版画、和紙はり絵アーティスト
アートコーチのやまだ明香里です。
夕飯は食べ終わりましたかー?
今日も開封いただき、
ありがとうございます♪
さて昨日は、
・和紙の基礎知識と日本の伝統文化について
・手仕事
・手を動かすことの効能
をお話していきました!
(まだの方は是非そちらも
あわせてご覧くださいね^^)
和紙には、産地別に
様々な売りポイント、特徴があること
講座で使う和紙についても
具体的にご紹介していきましたね~♪
さて今日は、いただいた感想やコメントを、
いくつか抜粋して、ご紹介していきますね!
「色や心理の話、勉強になりました!」
「色の話を聞いて、早速
秋色のラグを見に行きました♪
家の雰囲気が変わり
華やかになりました。」
「和紙の話を聞いて、田舎の祖母の部屋に
和紙の小物が飾ってあったことを
思い出しました!
心落ち着く部屋で、これが和紙の
効果だったかな?と感じました^^」
その中でも、
「はじめまして!いつもインスタの投稿
を見ていて、この企画を知りました。
和柄や和紙、とにかく日本のデザインが
大好きで、早速登録しちゃいました(笑)
色の話も聞いたことはあったのですが
なんとなく知っているつもりに
なっていたところ、
様々な例を挙げてくださり、確かに!と
改めて意識しています。
質問があります。
私も普段、創作をしたりするのですが、
いつも、色は、わりといい感じだけれど
バランスや配置が難しいと感じています。
何かその辺りのよいヒントは
ありますでしょうか?
今日も楽しみにしています!」
といった、バランスや配置に対する
声をいくつかいただいたので、
今日は、
具体的ノウハウ①
・デザインの基礎知識、
・レイアウト基礎知識
・余白、引き算について
などお話ししていきます!
張り切って参りましょう~~~~~!
いざ、カレンダーを作ろうとする際、
・私絵心ないし、どうしたらいいんだろう?
・抽象画、コラージュアートといっても、
どうしたらよいのかわからない、、
・素敵に仕上げたいけど、
これであっているのかな?
など、不安になることも
あるかもしれません。
そんなときにとっても役立つ、
デザインの基礎知識を
皆さんにシェアしたいと思います! !
もちろん感覚や直感、感性のままに!
も大切にしていただきたいですが、
心配な方、なかなか手が進まない方には
強い味方になってくれるはずです♪
まずは、表現したいものを純粋に
考えていただきたいのですが、
それを
「実際にどうやって、表現するか」は、
デザインや構成案を手段にして、
表現したい内容に合わせて
考えていくのが良さそうです。
ちなみに、アートとデザインは
全く異なるものです。
アートとは、
「表現そのもの」のことです。
アートと違い、デザインには
問題解決などの目的があります。
目的達成に向けて物事を組み立て、
導いていく考え方のことなので、
デザインは表現ではありません。
自分がやりたいことの手助け
となってくれるのがデザインです。
ただ知識としてあると、
表現のヒントにはなります。
例えば、
■バランスと波調を
表現したい時に、
バランス→均衡、安定、心地良い
破調→変化、動き、崩した部分に目が行く
などをヒントにイメージを
膨らませるとよさそうです。
また、
■強弱とメリハリ
強弱がないと、画面が平たん、淀む、飽きる
や、
■動き(ムーブメント)
動→エネルギー、生命、行動、躍動感
その場合の表現→斜め、流線型、一つのパターンの繰り返し
静→思考、落ち着き、静止、安心感、じっくり見る
その場合の表現→水平、垂直、連続性がない
などで表現することも出来ますよ!
上記知識を生かして、
自分の表現したいものが
どんなものなのか考えていくと、
どんどんイメージが膨らんで
楽しめていきますよ♪
今表現したいものがあるけれど、
どう構図に落としたらよいかわからない
など、質問は随時受け付けますよー!
その他、
●方向性の効果
方向性の扱いと特徴
斜め→動的
垂直→シャープ
水平→安定
の特徴があり、
●図と地
図→主体となるもの
地→背景になるもの
心理学で、ある物が他の物を背景として
全体の中から浮き上がって明瞭に
知覚されるとき、前者を図といい、
背景に退く物を地という。-出典 小学館
ポイントは、
背景をおろそかにすると効果が覚める
とされていたりします。
●発想の場所について
自宅→現実的な物
海→未来的な物、広がり、希望、夢
洞窟→過去、懐かしい、切ない
発想の出やすい場所、
イメージの湧く場所を見つける
こともとても大切です。
ファミレス、公園、喫茶店、時間帯
(朝なのか、季節、はかどる時間帯)
などなど。
色々発想のアイディアをあげましたが、
正解はありません。
あなたの
「お気に入りのカレンダーになること」が
何より大切です!
ちなみに、以前も少しお話しましたが、
自然は、色だけでなく、
デザインのヒントの宝庫でもあります。
以下参考まで!美しくておススメです。
By Nature’s Design 大自然のかたち
(クロニクル・ブックス日本語版) 単行本(ソフトカバー)
– 1995/7/25
www.amazon.co.jp/dp/4938778130
続いて、レイアウトについての
基礎と豆知識をお伝えしていきます!
葛飾北斎は、レイアウトの
天才と言われています。
構図など優れているとされているので
(北斎はそもそもいろんな
意味ですごい人ですが^^)
画集など参考にされるといいかと思います。
レイアウトの、4つの基本原則
─近接・整列・反復・対比もあります。
近接は、関連性の高い要素を近づけて、
グループ(まとまり)を作る
整列は、まさにその通りで、
情報を整理して、整列させる。
反復は、見せ方を一定のルールで
繰り返して、情報をパターン化させ、
わかりやすく見せる
対比は、色や大きさで
メリハリをつけてわかりやすく見せる
についても、軽く頭に入れておくと、
参考になりそうです。
形+色→作品のまとまりに
影響していきます。
ただ、あまり難しく考える
必要はありません。上記なんとなく、
そういう考えもあるのね~と
頭に入れていただき
忘れてしまっても構いません。
後は、心のままに、好きなように
手を動かして純粋に、
童心に帰って楽しんで
いただきたいです♪
■余白、引き算
ついつい、制作を開始していくと、
隙間なく埋め尽くしたくなったり
辞め時がわからなくなったり、
まとまらなくなったり、
素材も色も情報も過多に
なることも、時にはあります。
そんな時は、余白をうまく生かす、
全体から何を引けば、作品が
より良くなるのかに視点を
当てることが大切です。
(考えるとむずかしそうですよね笑)
コントラストではないですが、
余白があることで、
色部分が際立ったり、
メリハリがついたりと、
よりよくなることが多いです。
盛り込み過ぎて、
わからなくなってきたら、
いったん離れてみてみて
引き算や余白を活かすことに
目を向けることも大切です。
(例えば、断捨離をすると
スッキリするように、人生で一番大事
なのは、引き算して整えること
だと、私は感じています!!)
以上!
たくさんの情報を頭に詰め込んで、
少しお疲れでしょうか~~??
表現したいことを、
そのまま心のままに
表現するのが一番です。
ただ、我々大人は、
つい完成度や評価を気にしがち。
そのとっかかりとしてデザインの
知識を武器にしていただければと
今日お伝えしました!
大切なのは、楽しんで制作すること!
これのみですので、
あくまで参考にしていただく
だけで構いません。
和紙の色合いや質感、素材は、
本当に美しいですので、
お手に取って感じていただきたいです♪
そうすることでインスピレーションも
より湧くかと思います!
私の制作動画(約2分)も
見ていただけると参考になるかも♪
是非、和紙カレンダー作りを通して、
2023年春からの1年に思いを馳せつつ、
和紙に癒されながら、
楽しんで自分の心を感じていきませんか?
2023年春より
最高のスタートが切れること
間違いなしですよ♡
さて、明日20時は、
2023年春より1年に思いを馳せる意味
予祝の考え方
願望達成やビジョンアートについて
触れていきますね♪
是非お楽しみに~^^
PS.2023カレンダー春編講座、
もうすぐ準備出来ます!
こちらで、ご案内いたしますので、
しばしお待ちくださいね♪
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